2002年
318頁
定価:2,860円(税込)
目次(収録作品)
第1章 法とフェミニズム
第2章 従軍“慰安婦”問題が照らし出す“わたし”の諸相
第3章 “わたし”の自由と“われわれ”の責任
第4章 暴力・ことば・世界について
第5章 遅れる正義/暴力のあとで
第6章 正義はどこまで可能か
〈法〉が構築する「主体」の政治は何を排除しているのか。フェミニズムの最新知見によってアーレントをはじめとする西洋政治思想史を批的に検討、従軍〈慰安婦〉問題などアクチュアルな課題にも斬り込み、「法の力」の根源的問い直しから新しい社会構想へと至る画期的論考。
出典:青土社公式サイト