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『ロールズ正義論再説』渡辺幹雄(春秋社)

『ロールズ正義論再説―その問題と変遷の各論的考察』渡辺幹雄(春秋社)

新装版2012年
423頁




目次(収録作品)

第1部 道徳理論のパラダイム対決―ロールズとR.M.ヘア
(メタ倫理学(倫理学方法論)/規範倫理学(道徳の原理))

第2部 ロールズ正義論の現在―『道徳哲学史講義』・『公正としての正義ー再論』
(『道徳哲学史講義』(二〇〇〇年)注解ーロールズ思想の変遷をたどる/『公正としての正義ー再論』(二〇〇一年)-最終応答を評価する)

単なるヒュームの限界内のカント

自由と平等の両立を掲げた『正義論』の刊行によって、リベラリズムを一新し、政治哲学界に旋風を巻き起こしたジョン・ロールズ。そのリベラリズムの構想と、基本となる概念「反照的均衡」「無知のヴェール」「格差原理」などを詳細に論じた本格的研究書。

出典:春秋社公式サイト

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