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『思想史論集 ハイエク全集Ⅱ-7』フリードリヒ・ハイエク(春秋社)

『思想史論集 ハイエク全集Ⅱ-7』フリードリヒ・ハイエク、西山千明 監修、八木紀一郎 監訳、中山智香子・太子堂正称・吉野裕介訳(春秋社)

2009年
320頁




目次(収録作品)

第1部 設計主義の源流
(行為の結果ではあるが、設計の結果ではないもの/社会主義と科学/フランシス・ベーコン―科学主義の創始者)

第2部 イギリス自由主義の伝統
(医学博士バーナード・マンデヴィル/デイヴィド・ヒュームの法哲学と政治哲学/アダム・スミスのメッセージ/ジョン・スチュアート・ミル二十代半ばの頃/ジョン・スチュアート・ミルとハリエット・テイラー)

第3部 ウィーンの経済学と哲学
(オーストリア学派の経済学/カール・メンガー/経済思想史におけるカール・メンガー『原理』の地位/フリードリッヒ・フォン・ヴィーザー/ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス/エルンスト・マッハとウィーンの社会科学/ウィーンから見た一九ニ〇年代の経済学/遠縁の従兄ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの思い出)

ハイエク思想のルーツ、かつ20世紀思想史の証言。設計主義の源流をたどり、それに代わるオルタナティヴとして、イギリスの自由主義とオーストリアの経済学の代表人物の生い立ちから、思想、個人的思い出までを語りつくす、貴重な証言集。昨今流行りの行動経済学のはしりともいえるオーストリア学派の‘主観主義’から、従兄であるウィドゲンシュタインの個人的な回想まで、盛り沢山の内容。

出典:春秋社公式サイト

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