『自由主義に先立つ自由』クエンティン・スキナー、梅津順一訳(聖学院大学出版会)
2001年
183頁
目次(収録作品)
第1章 自由国家のネオ・ローマ理論
第2章 自由国家と個人的自由
第3章 自由と歴史家
今日支配的な自由理解である「自由とは,政治体制とは関わりない個人的自由である」とする自由主義的理解に対して,17 世紀のイギリス革命において隆盛を極めたネオ・ローマ的自由理解,つまり他者の権力や意思に従属しない自由という理解を掘り起こし,その現代的意義を論ずる.現代における自由の理解に一石を投じた注目の書.
出典:聖学院大学出版会公式サイト