『大津中2いじめ自殺―学校はなぜ目を背けたのか』共同通信大阪社会部(PHP新書)
2013年
253頁
定価:836円(税込)
目次(収録作品)
第1章 息子の代弁者になりたい
第2章 先生の感情が見えない
第3章 遺族の真の救いとは
第4章 変わりはじめた教育行政
第5章 同僚性を取り戻せるか
第6章 何がおまえのスイッチなんや
終章 学校だけに委ねない
付録 共同通信が入手した全校生徒アンケートの自由記述欄からの抜粋
「自殺の練習をさせられていた」―生徒たちの埋もれかけていた証言から事件は発覚した。いじめと自殺の因果関係を認めず、調査を打ち切った市教委の対応は、社会問題となった。事務作業や保護者対応に忙殺される教師たち。連携さえとれない現状で、はたして子どもの異変を察知することはできるのか。子ども1人に孤独を背負わせる世の中であっていいのか。私たちはいま、彼らのために何ができるのか―。大津支局記者のスクープで疋田桂一郎賞受賞。全国25紙以上に掲載され大反響となった3部にわたる連載記事をもとに、この事件の真相、そして悩ましき、いじめの構造に迫る。
アマゾン商品説明より