『面白すぎる日記たち―逆説的日本語読本』鴨下信一(文春新書)
1999年5月20日第1刷発行
238頁
目次(収録作品)
第1章 日記はいつ書くのか
第2章 天候・気象のこだわり
第3章 災厄の中で―震災日記・獄中日記・病中日記
第4章 日記はなぜ隠すのか
第5章 夢日記の魔力
第6章 同日日記の並べ読み
第7章 文語体・候文・口語体
第8章 戦いのさなかで
第9章 日記にあらざる日記
著者は、テレビプロデューサー・演出家・TBS常務(本書刊行時)。(1935-2021)
本書は書名の通りおおくの日記を紹介し論じたもの。
[参考]
(本書に紹介されている日記の主なもの)
『西園寺公と政局』(全8巻・別巻1)(岩波書店)
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『古川ロッパ昭和日記』
『入江相政日記』(朝日文庫)
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『ちくま日本文学33 石川啄木』(ちくま文庫)
『岡本綺堂日記・続』(青蛙房)
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『摘録 断腸亭日乗』永井荷風(岩波文庫)
『獄中手記』磯部浅一(中公文庫)
『仰臥漫録』正岡子規(岩波文庫)
『古本商売 日記蒐集譚』青木正美(日本古書通信)
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『蘆花日記』(全7冊)徳富蘆花
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『新字体・現代仮名遣い版 巣鴨日記』重光葵(ハート出版)
『木戸幸一日記』(東京大学出版会)
『戦中派虫けら日記―滅失への青春』山田風太郎(ちくま文庫)
『夢声戦争日記』(全5巻)徳川夢声(中央公論社)
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『暗黒日記―1942‐1945』清沢洌(岩波文庫)
『一中尉の東南アジア軍政日記』榊原政春(草思社)
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『戦藻録』宇垣纏(PHP研究所)
『ヒロシマ日記』蜂谷道彦(日本ブックエース)
『山と雪の日記』板倉勝宣(中公文庫)
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