『現代語訳 特命全権大使 米欧回覧実記(普及版)第3巻 ヨーロッパ大陸編・上 1871-1873』久米邦武編著、水澤周 訳注(慶應義塾大学出版会)全5巻+総索引
普及版2008年
410頁
目次(収録作品)
第41章 フランス国総説
第42章 パリ市の記 1 明治5年11月16日から17日
第43章 パリ市の記 2 11月18日から明治6年1月8日
第44章 パリ市の記 3 1月9日から14日
第45章 パリ市の記 4 1月15日から18日
第46章 パリ市の記 5 1月19日から21日
第47章 パリ市の記 6 1月21日から22日
第48章 パリ市の記 7 1月23日から2月16日
第49章 ベルギー国総説
第50章 ベルギー国の記 上 2月17日から21日
第51章 ベルギー国の記 下 2月22日から24日
第52章 オランダ国総説
第53章 ハーグ、ロッテルダム、ライデンの記 2月25日から3月1日
第54章 アムステルダム市の記 3月2日から7日
第55章 プロイセン国の総説
第56章 プロイセン西部鉄道の記
第57章 ベルリン市総説
第58章 ベルリン市の記 上 3月12日から15日
第59章 ベルリン市の記 中 3月16日から20日
第60章 ベルリン市の記 下 、付ポツダム 3月21日から29日
いよいよヨーロッパ大陸の中枢へ。
「天宮」のごとく壮麗かつ優美なパリで、欧州文化の最先端の地であり続けるフランスの輝きに圧倒され、大国に囲まれた小国ながら個性を生かした国づくりで独立を保つベルギー、オランダにも日本が学ぶべき姿を見る。普仏戦争に勝利し、新興の気概あふれるベルリンの街では、日本に共通する国の気風を感じ、新しい日本が進むべき道の最適の手本を見いだす。出典:慶應義塾大学出版会公式サイト