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『老いと記憶―加齢で得るもの、失うもの』増本康平(中公新書)

『老いと記憶―加齢で得るもの、失うもの』増本康平(中公新書)

2018年
206頁




目次(収録作品)

第1章 衰える記憶、衰えない記憶
(記憶のエイジングパラドクス/車を停めた場所は忘れても、車の運転は忘れない ほか)

第2章 記憶と物忘れ
(衰える記憶への対処/興味関心が記憶をうながす ほか)

第3章 訓練によって記憶の衰えは防げるのか
(認知症となっても症状がみられないケース/訓練の効果は限定的 ほか)

第4章 認知症予防および低下した認知機能の改善に向けて
(なぜ認知症予防は注目されているのか?/認知症について ほか)

第5章 高齢期の記憶の役割
(記憶は記録ではない/生み出される記憶 ほか)

加齢によって、記憶は衰える――。それが一般的なイメージだろう。だが、人間のメカニズムはもっと複雑だ。本書は、高齢者心理学の立場から、若年者と高齢者の記憶の違いや、認知能力の変化など、老化の実態を解説。気分や運動、コミュニケーションなどが記憶に与える影響にも触れ、人間の生涯で記憶が持つ意味をも問う。加齢をネガティブに捉えず、老いを前向きに受け入れるヒントも見えてくる。

出典:中央公論新社公式サイト

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