『ハリス 日本滞在記』(上中下)ハリス、坂田精一訳(岩波文庫)
上巻
1953年
298頁
中巻
1954年
334頁
下巻
1954年
244頁
近代日本の開国の立役者ペルリ提督は「日米和親条約」を結んだが,真の通商条約はハリス(1804‐1878)によって締結された.本書は一介の商人であったハリスが,にわか仕立ての外交官となり,単身江戸に乗込んで以来,攘夷の白刃の下をくぐりながら,逞ましい気魄と,比類なき外交手腕をもって開国の難事業をなしとげるまでの2年余の日記.
出典:岩波書店公式サイト