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『シャンペン・スパイ』ウォルフガング・ロッツ(ハヤカワ文庫)

『シャンペン・スパイ』ウォルフガング・ロッツ、大内博訳(ハヤカワ文庫)

1985年
332頁
定価:814円(税込)




目次(収録作品)

1 スパイになる
2 恋におちる
3 スパイに馬は欠かせない
4 光輝ある過去
5 ラスティ閣下〔ほか〕

超一流の馬の育種家にして典型的なゲルマン人、元SSの将校で洗練された大金持ち、おまけに熱烈なアラブびいき……エジプト社交界の寵児といわれた男は、実はイスラエル情報部の首席工作員だった。彼は優雅な生活の一方で、親しくなったエジプトの閣僚や将軍たちから聞き出した機密をせっせと本国に送り、第三次中東戦争をイスラエルの勝利に導いたのだ。諜報史上に不朽の名を残すスパイが自らの体験を綴る迫真の回顧録。

本書裏表紙(カバー)より

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