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『なぜ人はニセ科学を信じるのか』マイクル・シャーマー(ハヤカワ文庫)

『なぜ人はニセ科学を信じるのか』マイクル・シャーマー、岡田靖史訳(ハヤカワ文庫)全2巻

『なぜ人はニセ科学を信じるのか1 奇妙な論理が蔓延するとき』

2003年
291頁
定価:770円(税込)

目次(収録作品)

第1部 科学と懐疑主義
(「われ在り、ゆえにわれ思う」―懐疑主義者宣言/人間にとって何よりも大切なもの―科学とニセ科学のちがい/思いちがいのメカニズム―奇妙な現象をもっともらしくみせている二五の嘘)

第2部 ニセ科学と迷信
(逸脱―自然現象、超常現象、そしてエドガー・ケイシー/霊の世界を通じて―臨死体験と不死/誘拐―異星人との遭遇/告発の流行―中世と現代の魔女騒ぎ/ありそうにないカルト―エイン・ランド、客観主義、そして個人崇拝)

占星術、超能力、「私は宇宙人に誘拐された」、心霊体験、ダウジング、祈祷療法…科学的根拠はまったくないのに、科学が認めたかのように装い人を欺くのが「ニセ科学」である。しかし、実はその「騙しのメカニズム」は驚くほど共通したもの。本書が豊富な実例で説くこのメカニズムに通じて、懐疑の心を忘れなければ、安全なところから絢爛多彩なニセ科学ウォッチングを愉しめます。

楽天ブックス商品説明より


『なぜ人はニセ科学を信じるのか2 歪曲をたくらむ人々』

2003年
334頁
定価:770円(税込)

第3部 進化論と創造論
(はじまり―デュエイン・T・ギッシュとの夕べ/創造論者との対決―創造論者の二五の主張と、進化論者からの二五の解答/科学は弁護し、定義した―最高裁判所での進化論と創造論)

第4部 歴史と偽史
(ドナヒューの行動―歴史と検閲と言論の自由/誰がホロコーストはなかったと言ったのか、なぜそう言ったのか?―活動の概観/どうすればホロコーストがあったことがわかるのか―否定論者の嘘を暴く/ピジョンホールと連続体―あるアフリカ系―ギリシャ系―ドイツ系―アメリカ人が人種について考える)

第5部 希望は決して潰えない
(ティプラー博士、パングロス博士に会う―科学はすべての可能性の中から、最良の世界を見いだすことができるのか?/なぜ人々は奇妙な物事を信じるのか?)

「進化論は間違っている」「ホロコーストなどなかった」。これらの主張はどこかおかしい。だがどこがおかしいのか?本書では、「聖書に書かれた天地創造を、科学の授業で教えるべきか否か」について法廷で応酬された議論と、「ナチスドイツによるユダヤ人大虐殺は虚構だ」とする主張をつぶさに見ていくことで、歴史や科学的主張の歪曲を目指すニセ科学の手口を明かす。第一人者に学ぶ、ニセ科学に騙されないための心得。

楽天ブックス商品説明より


[関連]
『なぜ人はニセ科学を信じるのか―UFO、カルト、心霊、超能力のウソ』マイクル・シャーマー、岡田靖史訳(1999・早川書房)単行本
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