2015年10月1日第1版第1刷発行
229頁
目次(収録作品)
はじめに なぜ不正を行うのか
序章 研究者とミスコンダクト―本書の内容について
第1章 研究者の過失と不正―「たちの悪さ」のレベルについて
第2章 研究者の礼儀と掟―STAP細胞事件
第3章 企業スポンサーと研究費―ノバルティス事件
第4章 事実の一般化と挙証責任―ギャンブル依存症五三六万人問題を中心として
第5章 パワーポリティクと研究者―むすびに代えて
著者は、社会学者。
本書は、科学研究の不正の種類を分類し、また、具体的な事例を挙げて論じている。取り上げているのは、目次にあるように「STAP細胞事件」「ノバルティス事件」ほか。