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『永遠の三島由紀夫』執行草舟(実業之日本社)

『永遠の三島由紀夫』執行草舟(実業之日本社)

2025年
456頁
定価:2,530円(税込)




目次(収録作品)

序章 忘れ得ぬ日々
第一章 不条理への渇望―救済の形而上学
第二章 スサノヲの現成―神話の地上的展開
第三章 ギリシャ的晴朗―自由への渇望
第四章 アポロンの巫女ー月の沙漠
第五章 憧れに死す―生と死の狭間で
第六章 恋闕の詩情―王陽明逍遙
第七章 反文学への道―虚無の創造
第八章 人類の終末―文学における終末論
終章 その最後の言葉

資料
特別寄稿 夏日烈烈(竹本忠雄)
解題 救済の終末論へ(富岡幸一郎)

著者の執行氏は高校時代、すでに作家としての地位を確立していた三島由紀夫氏と出会い、それから世代を超えて文学論を交わす仲となった。そして、著者が大学1年の時、三島由紀夫氏の自決の日を迎える。
本書はそれまでの4年にわたる二人だけで交わした文学論であり人生論の実録だ。二人だけの「私信」であるがゆえ、長く秘されてきたが、混迷する現代の日本に三島氏の目指した境地を伝えるべく生誕百年のこの機に出版に踏み切った。
最晩年の三島が思い描いていたこと、そして、若き日の執行青年に最後に託した言葉とは何だったのか。三島由紀夫が読み継がれ、語り継がれる限り、日本民族は死なない――。そんな思いを強くする一緒(注)である。

出典:実業之日本社公式サイト

[筆者注]原文ママ。(おそらく)「一書」の誤記。

永遠の三島由紀夫

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