
『日本人の戦争観はなぜ「特異」なのか―日本と欧米の比較にみる戦争と人間の風土』鯖田豊之(主婦の友社)
2005年
287頁
定価:1,980円(税込)
目次(収録作品)
1 くいちがう戦争観と平和観
捕虜を殺せば戦争はなくなる
捕虜になっても戦意は失わない
戦争と死は別もの
どうにもならない戦争観のくいちがい
2 戦争のなかの歴史
国王は軍司令官
戦争は慢性食料難から
流血は日常茶飯事
個人の武装権と国家の武装権
戦争を念頭におく社会科学
平和はつくるもの
戦争は一種のスポーツ
捕虜優遇は金もうけのため
3 人工的な国家
たよりになる国旗と国歌
あてにならない人種と言語
はっきりしない前近代国家
国家は近代の産物
どうしても必要な契約論
契約論を否定したナチスの悲劇
どこにもない日本の鎖国的発想
気らくなヨーロッパの国際関係
4 たかい軍人の社会的地位
読書は女子供の仕事
軍人はあこがれの恋人
なお存在する外人部隊
軍人より軍事にあかるいシビリアン
社会の外の日本軍人
5 対照的な死生観
ひとりで死ねない欧米人
生と死の断絶
自殺禁止の意味するもの
死は嫌悪と憎悪の対象
自殺と他殺
6 これからの日本
限定戦争こそ欧米諸国の本命
世界の悲劇と日本の将来
特異な戦争観はいつまで
※本書は、『戦争と人間の風土』を改題して復刊したもの。
『戦争と人間の風土―日本を考える一つの指標』鯖田豊之(1967・新潮選書)
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