スポンサーリンク

『物語日本史』平泉澄(講談社学術文庫)

『物語日本史』(上中下)平泉澄(講談社学術文庫)

上巻 1979年・249頁

目次(収録作品)

0 序
1 国家建設
2 神武天皇
3 皇紀(上)
4 皇紀(下)
5 神代(上)
6 神代(下)
7 日本武尊
8 神功皇后
9 応神天皇
10 継体天皇
11 聖徳太子(上)
12 聖徳太子(下)
13 大化改新
14 天智天皇
15 藤原京
16 平城京
17 記紀、風土記
18 万葉集(上)
19 万葉集(下)
20 大仏
21 和気清麻呂
22 坂上田村麻呂
23 最澄と空海
24 平仮名
25 片仮名
26 古今集
27 竹取物語
28 源氏物語
29 延喜式
30 菅原道真
31 延喜、天暦

われわれ日本人は、どのような歴史をあゆんできたのか。本書は、著者が一代の情熱と長年にわたる学問・研究のすべてを傾け、若き世代に贈った日本歴史の通史である。上巻では、日本国家の成り立ちを神々の時代にまで遡って探り、大和・奈良時代にいたる古代日本の姿を明らかにする。更に天皇を中心とする貴族政治が平安朝において頂点に達し、比類なき王朝文化が花開くまでを人物中心に通観する。

出典:講談社BOOK俱楽部

中巻 1979年・254頁

32 藤原氏の全盛
33 八幡太郎義家
34 後三条天皇
35 院政
36 保元の乱(上)
37 保元の乱(下)
38 平治の乱
39 平家の全盛
40 源三位頼政
41 平家の都落ち
42 源義経(上)
43 源義経(下)
44 源頼朝(上)
45 源頼朝(下)
46 承久の御計画(上)
47 承久の御計画(下)
48 北条時宗
49 後醍醐天皇
50 楠木正成
51 建武の中興
52 吉野57年(1)
53 吉野57年(2)
54 吉野57年(3)
55 吉野57年(4)
56 室町時代

平安の世に権勢並ぶものなき栄華を誇った藤原氏。その華やかな貴族文化も地方政治の乱れから次第に崩壊し、代わる新興武家勢力の両雄・源氏と平氏の宿命的な争いとなる。本巻では、保元・平治の乱に始まる源平の合戦から室町幕府の終末までを取りあげ、乱世における武家政治の不条理を描く。平清盛-源頼朝-足利尊氏と受け継がれた覇権は途絶え、応仁の乱をもって日本の中世は幕を閉じんとする。

出典:講談社BOOK俱楽部

下巻 1979年・207頁

57 織田信長
58 豊臣秀吉
59 徳川家康
60 徳川家光
61 山鹿素行
62 山崎闇斎(上)
63 山崎闇斎(下)
64 本居宣長
65 水戸光圀
66 井伊直弼
67 橋本景岳
68 吉田松陰
69 孝明天皇
70 明治維新
71 西郷隆盛
72 明治天皇
73 二大戦役
74 大東亜戦争

応仁の乱に始まる戦国紛乱、群雄割拠の世。政権は織田信長から豊臣秀吉、そして徳川家康へと移ってゆく。徳川幕府の下で太平の夢を貪った日本は、黒船の来航によってその夢を破られる。攘夷か開国かで揺れるなか、歴史は天皇を中心とする明治維新へと大きく動いてゆく。著者は、その変革の思想的基盤をなした吉田松陰らの国学の系譜を明らかにし、さらに大東亜戦争にいたる近代日本の歩みを辿る。

出典:講談社BOOK俱楽部

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange