2017年
224頁
目次(収録作品)
第1章 能はこうして生き残った
第2章 能はこんなに変わってきた
第3章 能はこんなふうに愛された
第4章 能にはこんな仕掛けが隠されていた
第5章 世阿弥はこんなにすごかった
第6章 能は漱石と芭蕉をこんなに変えた
第7章 能は妄想力をつくってきた
第8章 能を知るとこんなにいいことがある
なぜ650年も続いたのか――。足利義満、信長、秀吉、家康、歴代将軍、さらに、芭蕉に漱石までもが謡い、愛した能。世阿弥による「愛される」ための仕掛けの数々や、歴史上の偉人たちに「必要とされてきた」理由を、現役の能楽師が縦横に語る。「観るとすぐに眠くなる」という人にも、その凄さ、効能、存在意義が見えてくる一冊。【巻末に、「能をやってみたい」人への入門情報やお勧め本リスト付き】
出典:新潮社公式サイト