『「豊かさ」の誕生―成長と発展の文明史』(上下)ウィリアム・バーンスタイン、徳川家広訳(日経ビジネス人文庫)
上巻
2015年
352頁
目次(収録作品)
第1部 近代経済成長の源泉
(豊かさについての仮説/私有財産制/科学的合理主義/資本/動力、スピード、光/成長の理論を総括する)
下巻
2015年
336頁
第2部 豊かな国、貧しい国
(勝ち組の経済ーオランダとイギリス/キャッチアップした国々/取り残された国々)
第3部 豊かさのもたらすもの
(神、文化、金銭欲、そして快楽主義の踏み車/成長か平等か―大いなるトレードオフ/勝者の呪い―富神マモンと軍神マルス/成長の終わり?/いつ、どこで、そしてどこへいくのか)
19世紀、ヨーロッパで近代西洋文明が開花したこの時代に、人類は初めて高度経済成長を経験する。なぜ突如として社会に「豊かさ」が誕生したのか。途上国と先進国を分けた要因は何か。成長と発展の文明史を読み解く。
出典:日本経済新聞社公式サイト