『ビーアド『ルーズベルトの責任』を読む』開米潤編(藤原書店)
2012年
304頁
目次(収録作品)
I チャールズ・ビーアド――人/学風/業績
序 チャールズ・ビーアドという巨人 粕谷一希
〈座談会〉人/学風/業績――ビーアド博士をしのびて(1958年)
蝋山政道+高木八尺+鶴見祐輔+松本重治+前田多門(司会)
II 『ルーズベルトの責任』を読む
序 祖父チャールズ・A・ビーアドについて デートレフ・F・ヴァクツ
1 『ルーズベルトの責任』を読む
青山やすし/渡辺京二/岡田英弘/小倉和夫/川満信一/松島泰勝/
小倉紀蔵/新保祐司/西部邁/榊原英資/中馬清福/三輪公忠
2 同時代人によるビーアドの評価
マシュー・ジョセフソン/リチャード・ホフスタッター/
ハワード・K・ビール/ハロルド・J・ラスキ
III ビーアドの外交論と世界の未来
序 「大陸主義」は世界平和をもたらす積極外交である 開米潤
1 「大陸主義」とは何か――『アメリカのための外交政策』(1940年)抄訳
チャールズ・A・ビーアド
2 ビーアドの衝いたアメリカの「独善」――アメリカはどこへ向かっているのか 開米潤
3 日米関係の核心は中国問題である 丸茂恭子/阿部直哉/開米潤
〈附〉アメリカ史略年表/ビーアドの歴史関連著作の販売部数/ビーアド著作一覧