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『近代の呪い』渡辺京二(平凡社新書)

『近代の呪い』渡辺京二(平凡社新書)

2013年10月15日初版発行
190頁




目次(収録作品)

第1話 近代の国民国家―自立的民衆世界が消えた
(原題「近代について」2010年7月3日、熊本大学にて)

第2話 西洋化としての近代―岡倉天心は正しかったか
(原題「西洋化としての近代」2010年12月18日、熊本大学にて)

第3話 フランス革命再考―近代の幕はあがったのか
(原題「フランス革命再考」2011年5月28日、熊本大学にて)

第4話 近代のふたつの呪い―近代とは何だったのか
(原題「近代とは何だったのか」2011年10月22日、熊本県立美術館にて)

つけたり 大佛次郎ふたつの魂
(原題「私の大佛次郎」2011年3月13日、横浜市開港記念館にて)

著者は、評論家、思想史家、歴史家。著者の講義・講演をまとめた一書。
近代とは何か、フランス革命は自由や人権を確立した近代の幕開けと言われるがそれは本当か、自由とは何かなどが論じられ、質の高い内容。なかなかよい本。

[関連]
『[増補]近代の呪い』渡辺京二(2023・平凡社ライブラリー)
『逝きし世の面影』の著者が近代を総括し生きづらさの根源を問う魂の講義録。旧版刊行時にスタジオジブリの機関紙「熱風」に掲載されたインタビュー「近代のめぐみ」を収録。(平凡社公式サイトより))

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