
『近代天皇論―「神聖」か、「象徴」か』片山杜秀・島薗進(集英社新書)
2017年1月22日第1刷発行
251頁
定価:836円(税込)
目次(収録作品)
序 天皇のあり方しだいで日本の近代が吹き飛ぶ
第1章 ジレンマは明治維新に始まったー天皇と臣民のナショナリズム
第2章 なぜ尊皇思想が攘夷と結びついたのか
第3章 「天皇の軍隊」と明治天皇の神格化
第4章 「仁政」と「慈恵」の福祉国家
第5章 大正デモクラシーと未完のファシズム
第6章 戦後も生きている国家神道
第7章 神聖国家への回帰を防ぐために
対談を終えて
「神聖か、象徴か」―今、なぜ問うのか? 島薗進
象徴天皇制の虚妄にかける 片山杜秀
象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば
政治学者・音楽評論家の片山杜秀と宗教学者の島薗進との対談。
日本の近代の歴史や事件を分かりやすく解説していて勉強になる本(歴史に詳しい人には物足りないだろうが)。なかなかおすすめ。
ただ、書名にある一番肝腎な天皇の「神聖」「象徴」に関しての論が少ないのは物足りない。