『偶像の黄昏』フリードリヒ・ニーチェ、村井則夫訳(河出文庫)
2019年
226頁
目次(収録作品)
箴言と矢/ソクラテスという問題/哲学における「理性」/いかにして「真なる世界」はついに寓話となったかーある誤謬の歴史/反自然としての道徳/四つの大きな誤謬/人類の「改善者」たち/ドイツ人には何が欠落しているか/反時代的人間の渉猟/私が古代の人びとに負うもの/鉄槌は語る
ニーチェの最後の著作が流麗で明晰な新訳でよみがえる。近代の偶像を破壊しながら、その思考を決算したニーチェ哲学の究極的な到達であると同時に自身によるニーチェ入門でもある名著。
出典:河出書房新社公式サイト
[関連]
『偶像の黄昏 反キリスト者 ニーチェ全集14』(ちくま学芸文庫)