2013年
216頁
目次(収録作品)
1 内臓感覚のなりたち(膀胱感覚/口腔感覚 ほか)
2 内臓とこころ(内臓波動―食と性の宇宙リズム/内臓系と心臓 ほか)
3 こころの形成(指差し・呼称音・直立ー満一歳/言葉の獲得―象徴思考 ほか)
4 質問に答えて(夜型の問題―かくされた潮汐リズム/再現についてー形態学の実習)
5 補論(胎内にみる四億年前の世界/忘れられた二五時―バイオリズムと眠りのメカニズム)
「こころ」とは、内蔵された宇宙のリズムである―おねしょ、おっぱい、空腹感といった子どもの発育過程をなぞりながら、人間の中に「こころ」がかたちづくられるまでを解き明かす解剖学者のデビュー作にして伝説的名著。四億年かけて進化してきた生命の記憶は、毎日の生活の中で秘めやかに再生されている! 育児・教育・保育・医療の意味を根源から問いなおす。
アマゾン商品説明より