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『宇宙と素粒子 千夜千冊エディション』松岡正剛(角川ソフィア文庫)

『宇宙と素粒子 千夜千冊エディション』松岡正剛(角川ソフィア文庫L-500-16)

2020年
480頁




目次(収録作品)

第一章天体のめざめ
ガリレオ・ガリレイ『星界の報告』一七三五夜
ヨハネス・ケプラー『宇宙の神秘』三七七夜
エドウィ ン・ハッ ブル『銀河の世界』一六七夜
渡部潤一『新し い太陽系』一二三一夜
佐伯和人『月はすごい』一七三三夜
佐治晴夫『宇宙の不思議』一二二六夜

第二章時間 ・空間 ・エントロピー・ゆらぎ
リチャード・モリス『時間の矢』一〇六一夜
ピーター・W・アトキ ンス『エントロピーと秩序』三六八夜
イリヤ・プリゴジン『確実性の終焉』九〇九夜.
エリッヒ・ヤ ンツ『自己組織化する宇宙』一七三一夜
ヘルマ ン・ワイル『数学と自然科学の哲学』六七〇夜
ジョン・バ ロー『万物理論』一一八〇夜

第三章宇宙を物理する
池内了『物理学と神』一二五四夜
佐藤勝彦『宇宙137億年の歴史』一七三四夜
エルンス ト・マッハ『マッハ力学』一五七夜
アルバート・アインシュタイ ン『わが相対性理論』五七〇夜
スティーヴ ン・ホーキング『ホーキング、宇宙を語る』一九二夜
リオーダ ン&シュラム『宇宙創造とダークマ ター』六八七夜
フレッド・アラ ン・ウルフ『もう一 つの宇宙』七六〇夜

第四章千一夜目の宇宙論
ブライアン・グリー ン『エレガントな宇宙』一〇〇一夜
第五章素粒子と量子
ヤン・チェンニ ン(楊振寧)『素粒子の発見』一七三四夜
ヴェルナー・ハイゼ ンベルク『部分と全体』二二〇夜
ルイ・ドゥ・ブロイ『物質と光』三四九夜
デヴィッド・ボーム『全体性と内蔵秩序』一〇七四夜
浅井祥仁『ヒッグス粒子の謎』一五〇六夜
佐藤文隆『量子力学のイデオ ロギー』一七三八夜

極大の宇宙から極小の素粒子まで。天才科学者たちの発想と思考の秘密に迫る

松岡正剛が五十年にわたって読んできた科学書の中から宇宙論と素粒子論をめぐる代表的な本を厳選。ガリレオ、ケプラー、ハッブルから始まって、いったん時間の矢とエントロピーにこだわり、そこから著者が絶大な影響をうけたヘルマン・ワイルの展望台に立って、一三七億年の宇宙史を相対性理論やインフレーション理論やダークマターの謎でかいつまむ。最後はパリティの問題、部分と全体の関係の問題、ゲージ理論、ヒッグス粒子など量子力学の頭目たちの代表作が並ぶ。
もやもやとしたランダムなものがなにか1つをきっかけに動き始める。何が先にあって何が後からくるのか。ゆらぎ、ゆがみ、構造、秩序、時間。この先、どうなるかわからない宇宙像に思いを馳せる。

出典:KADOKAWA公式サイト

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