『世界文学を読みほどく―スタンダールからピンチョンまで 【増補新版】』池澤夏樹(新潮選書)
増補新版2017年
463頁
目次(収録作品)
九月十五日月曜日午前第一回―総論1
九月十五日月曜日午後第二回―総論2
九月十六日火曜日午前第三回―スタンダール『パルムの僧院』
九月十六日火曜日午後第四回―トルストイ『アンナ・カレーニナ』
九月十七日水曜日午前第五回―ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
九月十七日水曜日午後第六回―メルヴィル『白鯨』
九月十八日木曜日午前第七回―ジョイス『ユリシーズ』
九月十八日木曜日午後第八回―マン『魔の山』
九月十九日金曜日午前第九回―フォークナー『アブサロム、アブサロム!』
九月十九日金曜日午後第十回―トウェイン、『ハックルベリ・フィンの冒険』
九月二十日土曜日午前第十一回―ガルシア=マルケス『百年の孤独』
九月二十日土曜日午後第十二回―池澤夏樹『静かな大地』
九月二十一日日曜日午前第十三回―ピンチョン『競売ナンバー49の叫び』
九月二十一日日曜日午前第十四回―総括
補講「国際ハーマン・メルヴィル会議」基調講演―メルヴィルとクウェスト、それにピンチョン
「小説は、その時代、その国、その言葉の人々の世界観の一つの表明である」―世界が変われば小説も変わる。小説はどのように変遷し、これからどこへ向かうのか。世界文学全集をひとりで編んだ作家が、21世紀の今に生きるわたしたちに向けて語る文学観・世界観の集大成。十大傑作をめぐる京大連続講義録に国際メルヴィル会議での講演を付した増補新版。
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