『命のロウソク―日本人に救われたユダヤ人の手記』ソリー・ガノール、大谷堅志郎訳(祥伝社黄金文庫)
2002年
483頁
定価:743円(税別)
目次(収録作品)
第1章 日系人部隊の隠された戦功
第2章 杉原千畝との出会いと別れ
第3章 必死の逃避行
第4章 スラボトケ・ゲットー
第5章 右か左か、生と死の大選別
第6章 ゲットー解体
第7章 奴隷労働への道
第8章 生きている歓び
第9章 すばらしき解放者
ホロコーストを生き抜いた少年の、息をのむサバイバル・ドラマ
十代の男の子が主人公となる、『アンネの日記』少年版――。
本書は希有のドキュメントであり、感動の手記である。『アンネの日記』と異なるのは少年がホロコーストの暴風をかいくぐって生き残り、解放の喜びを味わう点で、それだけに読後感は明るい。
そのうえ、日本の読者にとって心うれしいふたつの証言が、当事者である少年の口からビビットに語られている。危機に直面したユダヤ人に救いの手をさしのべた勇気ある日本人外交官・杉原千畝の存在、そして死の瀬戸際にあったユダヤ人を収容所から解放した、心優しい同胞兵士たちの活躍である。 (「訳者まえがき」より)出典:祥伝社公式サイト
本書は、『日本人に救われたユダヤ人の手記』を改題し文庫化したもの。
[関連・参考]
『日本人に救われたユダヤ人の手記』ソリー・ガノール、大谷堅志郎訳(1997・講談社)単行本
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「ユダヤ人の記憶に生きる日本人 杉原千畝」[YouTube]