新装版2007年
280頁
目次(収録作品)
海軍乙事件/海軍甲事件/八人の戦犯/シンデモラッパヲ
昭和19年3月、パラオ島からフィリピンに向かった2機の大型飛行艇が、荒天のため洋上に墜落した。機内には古賀連合艦隊司令長官と福留参謀長が分乗していた。参謀長以下9名は一命をとりとめたが敵ゲリラの捕虜に。そして参謀長の所持する最重要機密書類の行方は…。
戦史の大きな謎に挑戦する極上の記録文学。太平洋戦争をたどる上でも、第一級の資料として、貴重な文献といえる。
表題作ほか、「海軍甲事件」「八人の戦犯」「シンデモラッパヲ」の全4篇を収録。
解説・森史朗アマゾン商品説明より