『プロタゴラス―ソフィストたち』プラトン、藤沢令夫訳(岩波文庫)
1988年
204頁
当代随一と仰がれるソフィストの長老プロタゴラスがアテナイにやって来た。興奮する青年にうながされて対面したソクラテスは、大物ソフィストや若い知識人らが見守るなか、徳ははたして人に教えられるものか否か、彼と議論を戦わせる。古来文学作品としても定評あるプラトンの対話篇の中でも、とりわけ劇的描写力に傑れた一篇。
本書表紙(カバー)より
[関連]
『プロタゴラス―あるソフィストとの対話』プラトン、中澤務訳(2010・光文社古典新訳文庫)