『日本残酷物語』全7巻(第1~5部、現代篇1,2)(平凡社)
※第1部~第5部は、平凡社ライブラリーにて復刊されている。現代篇の2冊は復刊されていない。
『日本残酷物語〈第5部〉近代の暗黒』宮本常一・山本周五郎・楫西光速・山代巴監修(平凡社)
1960年7月
384頁
目次(収録作品)
第1章
根こそぎにされた人々:都会の島々・大阪の最底辺
港町スラムの顔:東京の奈落・日暮らしの里
秩序なき秩序:女工の青春・あくなき資本の犠牲者 女工と結核 その後の女たち
第2章
地のはての記憶:監獄の人々・タコ部屋のしくみ
脱走者の運命:海の流刑囚・海の男スノー
北洋の漁夫:坑夫の内臓・坑夫気質
納屋のざわめき:地底の変異:絶望との戦闘記録 けんか
第3章
大地のうめき:農村の窮迫・娘を売る村 ある地主の物語
小作争議:米騒動・富山のの右房一揆 被差別部落民と米騒動 宇部
第4章
狩りたてられた者:半島の十人・玄界灘を越えて
迫害を超える人々:戦勝のかげに・軍法にそむく兵士 徴兵の哀歌
[関連]
『日本残酷物語〈第1部〉貧しき人々のむれ』宮本常一ほか監修
『日本残酷物語〈第2部〉忘れられた土地』宮本常一ほか監修
『日本残酷物語〈第3部〉鎖国の悲劇』宮本常一ほか監修
『日本残酷物語〈第4部〉保障なき社会』宮本常一ほか監修
『日本残酷物語〈現代篇1〉引き裂かれた時代』宮本常一ほか監修
『日本残酷物語〈現代篇2〉不幸な若者たち』宮本常一ほか監修
[参考]
『『日本残酷物語』を読む』畑中章宏(平凡社新書)
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