『テクストの楽しみ』ロラン・バルト、鈴村和成訳(みすず書房)
新訳・新版2017年
184頁
目次(収録作品)
Affirmation[肯定]/Babel[バベル]/Babil[おしゃべり]/Bords[ボーダー]/Brio[活気]/Clivage[裂け目]/Communauté[共同体]/Corps[身体]/Commentaire[注釈]/Dérive[漂流]/Dire[言う]/Droite[右翼]/Échange[交換]/Écoute[聴いている]/Émotion[情緒]/Ennui[倦怠]/Envers[さかしま]/Exactitude[正確さ]/Fétiche[フェティッシュ]/Guerre[戦争]/Imaginaires[想像界]/Inter-texte[間テクスト]/Isotrope[等方的]/Langue[国語]/Lecture[読むこと]/Mandarinat[特権的知識階級]/Moderne[モデルヌ]/Nihilisme[ニヒリズム]/Nomination[命名]/Obscurantisme[蒙昧主義]/Œdipe[オイディプス]/Peur[恐怖]/Phrase[文]/Plaisir[楽しみ]/Politique[政治的]/Quotidien[日常]/Récupération[回収]/Représentation[表象]/Résistances[抵抗]/Rêve[夢]/Science[科学]/Signifiance[意味の生成]/Sujet[主体]/Théorie[理論]/Valeur[価値]/Voix[声]
訳者解説——演者としてのロラン・バルト]
46の断章から編まれた、“身体の思考”によるロマネスク。テクストを読む=書く主体が、自伝をたずさえてここに戻って来る。「制度としての作者は死んだ」、「テクストは織物である」といった断言でよく知られたバルト後期の代表作が、達意の新訳によって蘇る。
出典:みすず書房公式サイト
原題『Le Plaisir du texte』
[関連]
『テクストの快楽』ロラン・バルト 沢崎浩平訳(1977・みすず書房)
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