『埴谷雄高―影絵の世界』埴谷雄高(はにや・ゆたか)(日本図書センター・人間の記録181)
2010年
246頁
定価:1,980円(税込)
目次(収録作品)
魂の同質性
ロシア的雰囲気
オブローモフとペチョーリンとムィシュキンと〈主義者〉
ニヒリズムの容器
反抗の〈夜〉と〈昼〉アナキズムとコンミュニズム
〈政治への没入〉の時代
灰色の壁 1
灰色の壁 2
さかさまになった夜と昼 無職業の時代
戦争のなかの顔
検挙と数冊の本
あとがき
年譜
戦後50年間、日本文学史上未曾有の形而上学的思想小説『死霊』を書き続けた埴谷雄高。その少年期から文学的原風景となった戦前・戦中期の左翼体験や獄中体験などを沈鬱な気配のうちに綴った自伝的エッセイ。
アマゾン商品説明より
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