『江戸川乱歩短篇集』江戸川乱歩、千葉俊二編（岩波文庫）
2008年
376頁
目次（収録作品）
二銭銅貨
Ｄ坂の殺人事件
心理試験
白昼夢
屋根裏の散歩者
人間椅子
火星の運河
お勢登場
鏡地獄
木馬は廻る
押絵と旅する男
目羅博士の不思議な犯罪
大正末期、大震災直後の東京にひとりの異才が登場、卓抜な着想、緻密な構成、巧みな語り口で読者をひきこむ優れた短篇を次々と発表していった。日本文学に探偵小説の分野を開拓し普及させた江戸川乱歩(1894‐1965)の、デビュー作「二銭銅貨」をはじめ「心理試験」「押絵と旅する男」など代表作12篇を収録。
本書表紙（カバー）より