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『心理療法入門』河合隼雄(岩波現代文庫)

『心理療法入門〈心理療法〉コレクション6』河合隼雄、河合俊雄編(岩波現代文庫)シリーズ全6冊

2010年
288頁




目次(収録作品)

第1章 イメージと心理療法
第2章 心理療法における身体性
第3章 イニシエーションと現代
第4章 「物語る」ことの意義
第5章 こころの現象と因果律
第6章 心理療法における転移/逆転移
第7章 心理療法場面における個性
第8章 個人と社会
講演 こもりと夢―現代人の処方箋

この本では,心理療法の第一人者である著者が,イメージ,身体性,イニシエーション,物語,因果律,人間関係,個性との関わりなど,心理療法において必要と思われる様々な事柄のエッセンスを,豊富な事例を用いてわかりやすく解説しています.河合隼雄の構想した心理療法の体系が,他分野との関わりで浮かび上がってきます.その意味で本書は,本コレクションの総集編ともいうべき位置づけにあることが,下記の編者・河合俊雄氏の解説の引用からもわかります.カウンセラーをめざす人はもちろん,教育,介護,医療従事者などこころの問題に携わるすべての人に役立つ入門書.
文庫化に際し,2006年7月(著者が病に倒れる一ヵ月半前),甲南大学カウンセリングセンターで行われた講演「こもりと夢」を併録.

出典:岩波書店公式サイト


[関連]
『心理療法入門』河合隼雄(2002・岩波書店)単行本
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