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『大人になることのむずかしさ』河合隼雄(岩波現代文庫)

『大人になることのむずかしさ〈子どもとファンタジー〉コレクション5』河合隼雄、河合俊雄編(岩波現代文庫)シリーズ全6冊

2014年
224頁




目次(収録作品)

Ⅰ 青年期のつまずき
1 家出する高校生
2 不可解な子ども
3 両親の反省
4 つまずきの意味

Ⅱ 大人になること
1 対人恐怖の大学生
2 イニシエーション
3 現代のイニシエーション
4 死と再生

Ⅲ こころとからだ
1 異性との交り
2 からだの拒否
3 己を超えるもの

Ⅳ 人とのつながり
1 孤独と連帯
2 日本人として
3 家と社会
4 援助者の役割

Ⅴ 大人と子ども
1 大人とは何か
2 創造する人
3 個性の発見

あとがき

[補論] 母性社会日本の“永遠の少年”たち

解説 土井隆義

変動する現代社会において,「大人になる」ことは容易なことではない.青年は,大人になろうとして,しばしば自殺・心身症・家庭内暴力などに見られるように,心とからだに深い傷を負う.著者は,カウンセラーとしての豊かな体験をもとに,青年が直面している問題を考え,大人がつきつけられている課題を探る.(解説=土井隆義)

文庫化にあたり,補論として「母性社会日本の“永遠の少年”たち」を付け加えました.

出典:岩波書店公式サイト


[関連]
『大人になることのむずかしさ(子どもと教育を考える2)』河合隼雄(1983・岩波書店)単行本
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『大人になることのむずかしさ―青年期の問題』河合隼雄(新装版1996・岩波書店)単行本
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