『尾根のかなたに―父と息子の日航機墜落事故』門田隆将(小学館文庫)
2012年
304頁
目次(収録作品)
第1章 戦士は戻りぬ(二十五年ぶりの尾根/大学中退の異色の自衛隊員 ほか)
第2章 「ふつう」が幸せ(夜の暗さが耐えられない少年/運命のいたずら ほか)
第3章 遺書の重荷(キャンプから消えた父/重なり合った小さな偶然 ほか)
第4章 父が残した機内写真(写し出された乗客のうしろ姿/“反抗期”が救った命 ほか)
第5章 検視する側にまわつて(城崎と共に生きた父/満洲からの帰還 ほか)
1985年8月12日。あの日航機事故から四半世紀が経つ。男たちが語るにはそれだけの「時間」が必要だった―。群馬県・藤岡市。変わり果てた家族と対面した体育館で遺族は茫然とし、うろたえ、絶望した。息子たちはそれでも目を背けたくなるような肉塊と向き合った。時は流れ、やがて、彼らも自身も父親になった。愛する者を突然亡くした体験を家族たちはどう乗り越えたのか。ノンフィクション作家・門田隆将が日航機事故で父を失った息子たちを訪ね、描き出した遺族たちの不屈の物語。
アマゾン商品説明より
本書は、『風にそよぐ墓標―父と息子の日航機墜落事故』を改題し文庫化したもの。
[関連]
『風にそよぐ墓標―父と息子の日航機墜落事故』門田隆将(2010・集英社)単行本
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[参考]
「尾根のかなたに ~父と息子の日航機墜落事故~」(テレビドラマ)監督:若松節朗(2013)(WOWOWプライム2012年放送)
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