『ミシェル・フーコー思考集成3 1968-1970 歴史学・系譜学・考古学』ミシェル・フーコー、小林康夫・松浦寿輝・石田英敬編、監修:蓮實重彦・渡辺守章(筑摩書房)全10巻
1999年
484頁
定価:6,380円(税込)
目次(収録作品)
52 宗教的逸脱と医学 (1968)
53 これはパイプではない (1968)
54 ミシェル・フーコーとのインタヴュー (1968)
55 フーコー、サルトルに答える (1968)
56 フーコーの見解 (1968)
57 ジャック・プルースト宛書簡 (1968)
58 『エスプリ』誌 質問への回答 (1968)
59 科学の考古学について—-<認識論サークル>への回答 (1968)
60 『ポール・ロワイヤルの文法』序文 (1969)
61 フーコー教授、あなたは何者ですか (1969)
62 十七世紀の医師、裁判官、魔法使い (1969)
63 マクシム・ドフェール (1969)
64 アリアドネーは縊死した (1969)
65 追記 (1969)
66 ミシェル・フーコー、近著を語る (1969)
67 ジャン・イポリット (1969)
68 ある世界の誕生 (1969)
69 作者とは何か (1969)
70 言語学と社会科学 (1969)
71 研究内容と計画 (1969)
72 ミシェル・フーコー『言葉と物』英語版への序文 (1970)
73 第七天使をめぐる七言 (1970)
74 バタイユ全集の巻頭に (1970)
75 幻想の図書館 (1970)
76 F・ダゴニェの論考 生物学史におけるキュヴィエの位置づけに関する討論 (1970)
77 生物学史におけるキュヴィエの位置 (1970)
78 ヴァンセンヌの罠 (1970)
79 騒ぎはあるでしょう、が……(1970)
80 劇場としての哲学 (1970)
81 成長と増殖 (1970)
82 文学・狂気・社会 (1970)
83 狂気と社会 (1970)
20世紀最大の思想家ミシェル・フーコーの全文業及び全発言を、単行本分を除いて発表順に集大成したガリマール版Dits et Ecritsの全訳による日本版。
本巻では、『知の考古学』を刊行、方法論的にも透徹の度を深めるなかでドゥルーズ論の圧巻「哲学としての劇場」、「これはパイプではない」、「作者とは何か」など重要な論考が鮮烈に織りなされてゆく。出典:筑摩書房公式サイト