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『巻頭随筆 百年の百選』(文藝春秋)

『巻頭随筆 百年の百選』文藝春秋編(文藝春秋)

2023年
416頁



名文は、時を越えていく――。
2023年、創刊100周年を迎えた月刊「文藝春秋」。100年の間に数々の著名人が寄稿した7000を超える「巻頭随筆」の中から、厳選された100篇を一挙収録。文藝春秋の創設者・菊池寛とは切っても切れない仲である芥川龍之介をはじめとした、名物連載の第一回も収められている。
大正・昭和・平成・令和という四つの時代がそれぞれに活写される随筆集。

出典:文藝春秋BOOKS


目次(収録作品)

第1部 平成から令和へ 平成6年~令和3年
時実新子 言葉のせいかもね
淡谷のり子 八十六歳の執念
佐伯彰一 五十年目の予科練
野坂昭如 吉行淳之介さんの想い出
陳健一 マカロニ・グラタン
保阪正康 阪神大震災と遺族の癒し
赤井英和 自律教育のすすめ
野田宣雄 フリードリヒ大王の遺骸
サトウサンペイ 終戦私話
渡辺淳一 ミーハー的感覚
坂本多加雄 「天皇制」という言葉
河合隼雄 サンフランシスコの風
木村尚三郎 火渡り
白川静 東洋の消長
中島誠之助 加賀の古九谷
吉行和子 その後「あぐり」
福原義春 ”パーラー”今昔
石井桃子 「文藝春秋」社と私
中西進 スリの話
尾崎護 名こそ惜しけれ
野上照代 三船さんの含羞
小泉純一郎 歌舞伎イヤホン讃歌
芦田淳 子供の国
大野晋 語源の眼界
森繁久彌 悲しい記録
緒方拳 日本海 四季
橋本龍太郎 山にまつわる想い
船橋洋一 ビジョンとやら
榊莫山 歌の話
大島渚 密かな夢
松浦寿輝 心底驚いたこと
岸田秀 銃とアメリカ
平川祐弘 クローデルと「カミの国」
中村紘子 「ヘルフゴット現象」
養老孟司 猫の死
柴門ふみ 宇宙はひとつではない
大山のぶ代 ドラ①組の二十六年
C.W.ニコル マルタ島と日本海軍
松田昌士 野球と青春
徳岡孝夫 別れが消えた
角田光代 忘れる
加藤紘一 顔筋マッサージ
国谷裕子 カーリーの選択
丸谷才一 乾杯記
有馬稲子 美女という災難
加藤一二三 一〇〇〇回目の敗戦
宍戸錠 日活同窓会
岡野弘彦 父子墓と没後の門人
田辺聖子 勲章は男はんのもの?
堺雅人 伊藤先生と若山牧水
寛仁親王 アナトリア考古学研究所にて
長嶋茂雄 夏の電話リレー
渡邉恒雄 氏家斉一郎君と私の人生
浅田次郎 嘘をつく才能
小池真理子 てのひらの淡雪
立川談春 夢
宮城谷昌光 私の夜明けまえ
山本容子 版画と紙
梅原猛 日本人の「あの世」観
山村紅葉 脱税を追っていた私
イモトアヤコ もてなされる品格
先崎学 将棋短歌

第2部 名物連載の第1回
芥川龍之介 侏儒の言葉
小泉信三 座談おぼえ書き1 大学の自由
高橋誠一郎 顔
田中美知太郎 自由のきびしさ
林健太郎 ものに即する心
竹山道雄 カーター大統領のキス
司馬遼太郎 この国のかたち
阿川弘之 葭の髄から1 大使の姿勢
立花隆 日本再生1 PTG第二世代
藤原正彦 古風堂々1 AIは死なない

第3部 昭和の名随筆 昭和38~平成4年
木下恵介 旅情
瀬戸内晴美 珍友
吉行あぐり 息子と娘たち
海音寺潮五郎 魚は那須にかぎる
宮澤喜一 ラスクの顔
藤原てい カタキウチ
遠藤周作 女(中)難
田村隆一 ポエター
吉増剛造 外人女房
井伏鱒二 人違い
池波正太郎 生き形見
高峰秀子 山本嘉次郎先生のこと
金子兜太 二日酔
高木俊朗 英雄像の今昔
鈴木健二 紙屑とおかしな男
小林信彦 下町育ち
芥川也寸志 梅干
中村光夫 若い散歩者たち
長新太 「おなら」の絵本
松谷みよ子 天狗のおはやし
河野多恵子 占いとの付き合い
宮本輝 地獄の数
日野啓三 父の書き方
色川武大 雑木の美しさ
小森和子 花も実もある70代
向田邦子 楠
松岡筆子 お札と縁遠かった漱石
水木しげる 妖怪さま
江國滋 九年目の客
金田一春彦 遠野物語拾遺
吉村昭 私の学歴
松本清張 眼
安野光雅 聖タマコガネ
津村節子 小説になる話ならぬ話
須賀敦子 悪魔のジージョ
井田真木子 泥棒に入られるの記
藤沢周平 信長ぎらい
赤川次郎 「作家は恋している」

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