『柳田国男 山人論集成』柳田国男(柳田國男)、大塚英志編(角川ソフィア文庫)柳田国男コレクション
2013年
444頁
目次(収録作品)
序 孤児の感傷―原初の山人論
第1章 「天狗」から先住民へ―山人論の成立
第2章 山人論の変奏と展開
第3章 山人と狼に育てられた子供―柳田・南方山人論争
第4章 アサヒグラフ版「山の人生」
第5章 隘勇線の彼方―越境する柳田国男
終章 「山」の消滅
日本の先住民族の末裔で、山姥や天狗のような姿をもつと考えられた「山人」。彼らは一体何者なのか―。柳田が記した膨大な「山人論」の成立・展開・消滅の過程がわかるよう、その著作や論文を編者独自に再構成。「山人論」の変容と柳田の学問や文学の核心に迫る。
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