『聖なる酔っぱらいの伝説 他四篇』ヨーゼフ・ロート、池内紀訳(岩波文庫)
2013年
480頁
定価:1,122円(税込)
目次(収録作品)
蜘蛛の巣
四月、ある愛の物語
ファルメライヤー駅長
皇帝の胸像
聖なる酔っぱらいの伝説
ある春の宵、セーヌの橋の下で、見知らぬ紳士が飲んだくれの宿なしに二百フランを恵む――人生の喪失は、かくも軽やかに美しく語られる。ヨーロッパ辺境に生まれ、パリに客死した放浪のユダヤ人作家ロート(1894―1939)が遺した、とっておきの大人の寓話。他に、ナチス台頭前夜をリアルに描いた「蜘蛛の巣」など四篇を収録。
出典:岩波書店 公式サイト
[参考]
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