『ウォールデン 森の生活』(上下)ヘンリー・D・ソロー、今泉吉晴訳(小学館文庫)
上巻
2016年
445頁
下巻
2016年
437頁
「人は1週間に1日働けば生きていけます」。ヘンリー・D・ソローは、1800年代半ば、ウォールデンの森の家で自然と共に2年2か月間過ごし、自然や人間への洞察に満ちた日記を記し、本書を編みました。邦訳のうち、小学館発行の動物学者・今泉吉晴氏の訳書は、山小屋歴30年という氏の自然の側からの視点で、読みやすく瑞々しい文章に結実。文庫ではさらに注釈を加え、豊富な写真と地図とでソローの足跡を辿れます。産業化が進み始めた時代、どのようにソローが自然の中を歩き、思索を深めたのか。今も私たちに、「どう生きるか」を示唆してくれます。
出典:小学館公式サイト
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『ウォールデン 森の生活』(上下)H・D・ソロー(1995・岩波文庫)
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『森の生活』ヘンリー・D・ソロー、佐渡谷重信訳(1991・講談社学術文庫)
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講談社学術文庫版は翻訳が悪いとの評が多い。