2018年
203頁
目次(収録作品)
第1章 「社会学」―現代の世間話
第2章 集団―つながる縁
第3章 コミュニケーション―ことばの力
第4章 組織―顔のない顔
第5章 行動―ひとの居場所
第6章 自我―人生劇場
第7章 方法―地べたの学問
一五〇年前に充てた安易な訳語のせいで、抽象的で理解しにくい「社会」と「社会学」。だが、社会とは私たちを取りまく身近な世間のことにほかならない。本書では、集団、コミュニケーション、組織、自我などのキーワードを切り口に、世の中の仕組みをよりよく知るこの学問の本質、方法を述べる。半世紀以上にわたり研究を続けてきた碩学による社会学入門にして、知的好奇心を持ちつづけ、人生を楽しむためのヒント。
出典:中央公論新社公式サイト