『「昔はよかった」と言うけれど―戦前のマナー・モラルから考える』大倉幸宏(新評論)
2013年
245頁
目次(収録作品)
序章 道徳が崩壊した戦後の日本
第1章 駅や車内は傍若無人の見本市
第2章 公共の秩序を乱す人々
第3章 誇りなき職業人たちの犯罪
第4章 繰り返されてきた児童虐待
第5章 すでに失われていた敬老の美風
第6章 甘かったしつけと道徳教育
終章 道徳の崩壊はいつはじまったのか?
戦前にも存在した!席を譲らない若者、車内で化粧をする女性、子どもや老いた親を虐待する人たち。道徳心の欠如について歴史的視点からその本質に迫り、今日起きている様々な社会問題について考える。戦前の日本人の道徳はいかなる状態だったのか、あまり知られていない歴史の側面を当時の新聞や書籍、統計データなどの資料をひもときながら紹介した。
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