『トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ』ドナルド・トランプ、トニー・シュウォーツ(トニー・シュウォルツ)、相原真理子訳(ちくま文庫)
2008年
446頁
目次(収録作品)
取引―ある一週間
トランプの手札―取引の諸要素
生い立ち
シンシナティ・キッド―慎重さが利益につながる
マンハッタンへ
グランド・ハイアット・ホテル―よみがえった四十二番通り
トランプ・タワー―ティファニー界隈
賭博―ボードウォークのカジノ
棚ぼた―ヒルトンをめぐる攻防
低家賃の豪華アパート―セントラル・パーク・サウスでの勝負
大きな賭け―USFLの興亡
ウォルマン・リンクの再建
カムバック―もう一つのウェスト・サイド物語
一週間を終えて―取引の結果
ドナルド・トランプは、1980年代に「トランプ・タワー」「トランプ・プラザ」などの大規模開発を次々に手掛け、「アメリカの不動産王」として名を馳せた。一代で巨万の富を築いたその成功の裏には、大胆な発想と緻密な計算、そして粘り強い交渉力があった。市当局や銀行との折衝、提携先やライバル企業との攻防などを生々しく描き、全米ミリオンセラーとなった初の著書。
出典:筑摩書房公式サイト
原題『Art Of Deal』(1987)。