『ロールズ哲学の全体像―公正な社会の新しい理念』藤川吉美(成文堂)
1999年
282頁
定価:2,750円(税込)
目次(収録作品)
第1章 ロールズ哲学とその方法論
第2章 普遍的な正義概念を求めて
第3章 公正な社会状態と正義二原理の修正
第4章 責任と義務の根拠
第5章 合理性としての善
第6章 正義感覚の充足と社会的安定性
第7章 公正としての正義の哲学史的意義
社会科学の新たなパラダイムの一つとなりつつあるロールズ哲学の全体像を筆者の視点から描写し,ソクラテス,プラトン,アリストテレス等,伝統的な所見と比較検討を試みるとともに,その哲学史的な意義について論じるものである。
出典:成文堂公式サイト