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『ケインズとケンブリッジに対抗して ハイエク全集Ⅱ-別巻』フリードリヒ・ハイエク(春秋社)

『ケインズとケンブリッジに対抗して ハイエク全集Ⅱ-別巻』フリードリヒ・ハイエク、西山千明 監修、小峯敦・下平裕之訳(春秋社)

2012年
257頁




目次(収録作品)

第1部 ロンドン時代
(ロンドンから見た一九三〇年代の経済学/エドウィン・キャナンの思い出)

第2部 ケインズ、スラッファとの論争
(ケインズの「貨幣の純粋理論」についての考察/ケインズからの反論/ケインズへの返答/ハイエク~ケインズの初期往復書簡 ほか)

第3部 ケインズを回想する
(ハロッド著『ケインズ伝』書評/ベヴァリッジ著『自由社会における完全雇用』書評/ケインズについてのシンポジウムーなんのために?/ケインズと「ケインズ革命」を回想する ほか)

イギリス時代のハイエクの知的交流を描いた記録集。
一般的にハイエクはケインズと対立していたと言われますが、実は私生活では交流が深かったりと、二人の関係は一筋縄ではありません。不況の度にメディアを賑わす「ケインズとハイエク」という紋切り型のイメージを越えた、豊穣な知的交流を明らかにする一冊です。
イギリスの経済学を観察する第一部、ケインズとスラッファとの論争の第二部、ケインズを回想する第三部からなります。

出典:春秋社公式サイト

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