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『ハイエク―知識社会の自由主義』池田信夫(PHP新書)

『ハイエク―知識社会の自由主義』池田信夫(PHP新書)

2008年
224頁




目次(収録作品)

第1章 帝国末期のウィーン
西洋の没落
観念論の伝統
懐疑主義の思想

第2章 ハイエク対ケインズ
大恐慌時代のイギリス
自由放任の終焉
ケインズとの論争

第3章 社会主義との闘い
社会主義計算論争
分権的社会主義の挫折
隷従への道

第4章 自律分散の思想
知識の分業
価格メカニズムの謎
競争と独占

第5章 合理主義への反逆
理性への懐疑
消極的な自由
自由主義の二つの伝統

第6章 自由主義の経済政策
ケインズ政策の限界
異端から主流へ
ハイエクとフリードマン

第7章 自生的秩序の進化
見えざる手
秩序の進化
ルールの功利主義

 世界は不平等と不正と混沌に満ちているが、「賢明な政府」が指導すれば、世界は今よりもよくなるのだろうか? ハイエクが半世紀以上前に論破していた。「不完全な知識にもとづいて生まれ、つねに進化を続ける秩序が、あらゆる合理的な計画をしのぐ」のである。

 本書では、市場経済を全面的に信頼したハイエクの思想の今日的意義を明らかにする。一九三〇年代、ほとんど一人で社会主義・ケインズ主義に挑戦したハイエクは、サッチャー、レーガン政権が成功したことで、経済学だけではなく、世界のあり方をも変えた。また彼の思想は、現在の脳科学、法体系、知的財産権、インターネットを理解する鍵を、私たちに与えてくれるのだ。現実がハイエクに追いつくには二〇世紀末までかかった。半世紀を経て、彼の思想は、新しい社会秩序のあり方を考える羅針盤として、いま不動の位置を占める。

出典:PHP INTERFACE

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