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『大収縮1929-1933 「米国金融史」第7章』ミルトン・フリードマン、アンナ・シュウォーツ(日経BP社)

『大収縮1929-1933 「米国金融史」第7章』ミルトン・フリードマン、アンナ・シュウォーツ、久保恵美子訳(日経BP社)

2009年
384頁
定価:2,640円(税込)




目次(収録作品)

新たな緒言(アンナ・シュウォーツ)
序論 二〇〇七年の観点から見た大恐慌(ピーター・L・バーンスタイン)
緒言
第1節 貨幣、所得、物価、貨幣流通速度、利子率の推移
第2節 マネーストックの変動の諸要因
第3節 銀行破綻
第4節 大収縮の国際的特質
第5節 金融政策の推移
第6節 代替策
第7節 なぜきわめて的外れな金融政策がとられたのか

大恐慌の研究の金字塔といわれる『米国金融史1867-1960』の大恐慌部分のみを抜き出したダイジェスト版の本邦初訳。
大恐慌の原因を膨大な実証データに基づいて「FRBが金融引き締めという誤った政策をとったために起きた」ものであることを論証した。この研究から、フリードマンを代表とするマネタリストが誕生した。
「リスク」の著者ピーター・バーンスタインが「2007年の視点から見た大収縮」を書き、付録で現FRB議長のベン・バーナンキの「結局、あなたは正しかった」というフリードマンへの言葉を含む講演を収録している。

出典:日経BOOK PLUS

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