2001年9月20日第1刷発行
278頁
目次(収録作品)
第1章 誤解の世界史―挨拶から身ぶりまで
第2章 東洋の作法と西洋のマナー
第3章 食をめぐるタブー
第4章 古い常識から新しい常識へ
第5章 子どもと大人の境界線
第6章 数の神話色の神話
第7章 宗教に生きる人たち
ドイツでは日曜日に引っ越しをしてはいけない。またユダヤ教徒たちは、牛肉と牛乳を一つの鍋で煮た料理を決して食べようとはしない。それぞれの国には、その国の長い歴史によって育まれた文化があり、常識がある。イギリス人が外国人のレジメンタル・タイを嫌う理由も、そのルーツを知ることによってはじめて理解できる。Vサインさえ、国によってまったく意味が変わってしまう常識・非常識の不思議さを世界地図のなかに探ってみよう。
アマゾン商品説明より
本書は、世界各国の風習、ジェスチャー、マナー、食生活、時間の感覚、迷信など世界の常識をまとめた内容。
内容に興味があれば、ひとつの読み物として悪くはない。
[筆者注]
(p.99)「中国人も、私たち日本人がウーロン茶に氷を入れて飲むというと、それでは毒を飲んでいるようなものだ、と言って驚く。」
(ここは、説明不足。中国には、冷たいもの(冷たすぎるもの)は、体によくないという考えがあることを説明しないと分からない。)