『本当の特殊潜航艇の戦い―その特性を封じた無謀な用兵』中村秀樹(光人社NF文庫)
2007年
279頁
目次(収録作品)
第1章 特殊潜航艇の実態(性能(諸元)と性格(作戦能力)/作戦能力総合評価と最適用法)
第2章 甲標的の誕生(発案/誕生/実戦に備えて)
第3章 甲標的作戦の実態(攻撃作戦/防御作戦)
第4章 甲標的以外の特殊潜航艇(海竜/特型運貨筒/運貨筒/運砲筒/回天)
日米開戦の先駆けとなり、全作戦海域で活躍し、本土決戦において主戦力として備えていた特殊潜航艇。居住性は劣悪で、連続10時間の乗務に乗員は耐えられない。潜水艦ではなく消耗兵器である特潜の知られざる特性をあらゆる悪条件下で奮闘した実戦と共に元海自潜水艦長が徹底研究する話題作。
出典:潮書房光人新社公式サイト