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『物語をものがたる 河合隼雄対談集』(小学館)

『物語をものがたる 河合隼雄対談集』河合隼雄(小学館)

1994年2月10日初版第1刷発行
373頁
定価:2,669円(税込)




目次(収録作品)

とりかへばや物語―内なる異性の発見(桑原博史)
竹取物語―美は人を殺す(中西進)
能の物語・弱法師―翁からの変奏曲(白洲正子)
日本霊異記―自在に往還する魂(山折哲雄)
寝覚物語―永遠の美少女の苦悩(永井和子)
堤中納言物語―読者がつくるファンタジー(稲賀敬二)
とはずがたり―キャリア・ウーマンの自己主張(富岡多恵子)
小栗判官―絶望の果ての救い(梅原猛)
落窪物語―女になるための試練(古橋信孝)
宇治拾遺物語―滑稽話のおもちゃ箱(小峯和明)

あとがき
解説とあらすじ

本書は、季刊雑誌『創造の世界』に連載されたものを一書に編集したもの。

心理学者の河合隼雄と国文学者などが、日本の古典文学について語り合った対談集。

巻末に対談の題材の作品のあらすじが載っているが、これだけでは厳しい。語られている作品は通読しておかないとよく分からないだろう。

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