2004年7月10日第1刷発行
247頁
目次(収録作品)
第1章 哲学の出発点
第2章 古代ギリシャ
第3章 中世における神と人間
第4章 近世における転回
第5章 哲学の「頂点」―近代
第6章 近代の不安
第7章 現代哲学へ
第8章 現代哲学(1)言語分析
第9章 現代哲学(2)現象学と実存思想
第10章 現代哲学(3)構造と流動性
第11章 哲学マッピング
第12章 東洋思想
第13章 哲学で見る世界
終章 哲学の問い、ふたたび
読書案内
著者は哲学者ほか。
本書は、古代ギリシャから現代哲学までを俯瞰的に論じたもの。
軽い書名だが、しっかりとした内容の本。哲学とは何か、という点も書かれているし、これだけの内容を新書一冊にまとめているのはすごい(さすがに後半は駆け足になっているが)。
並みの大学の講義より良質である。なかなかおすすめ。